って何?大正デモクラシーみたいなもん?
メディア・リテラシー(英:media literacy)とは、情報メディアを批判的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも言える。ただし「情報を処理する能力」や「情報を発信する能力」をメディア・リテラシーと呼んでいる場合もある。なお、この項では主に、「情報を評価・識別する能力」という意味のメディア・リテラシーについて記述する。
まず、情報とその伝達過程においては、
何か一つの物事(物、人物、集団、出来事等)に関する情報を伝える際、その物事の「全て」を伝える事は物理的に不可能であり、この点は情報を伝える媒体を問わない。従って情報を伝える際には、その情報を発信する表現者(情報を伝える個人あるいは組織)が情報の取捨選択をしない限り、物理的な理由からその情報を伝えられなくなってしまう。つまり情報を伝えるには、表現者が必ず何かしらの編集を行わざるを得ず、そうして伝えられる情報は必ず「実際の物事の姿」とは異なるものとならざるを得ない。
一方、一つの物事についての捉え方(例えばその物事に対する感情、評価等)は、個人あるいは組織によってそれぞれ異なる。従って、物事に関する情報を伝える個人あるいは組織等の表現者も、その伝えようとしている物事に関して、それぞれ異なった捉え方をしている。
その為、その物事に関する情報を伝える為に表現者が編集を行う際、表現者がその物事について、どのような捉え方をしたのかによって編集の仕方に影響を与える事になり、それは実際に伝えられる情報にも必ず影響を与える事になる。その為、同じ物事に関する情報であっても、表現者が違えば伝えられる情報も、必ず異なってくる。そして、いずれの情報の内容も、伝えようとする物事の「実際の姿」とは異なったものとなっている。
つまり、一次情報といえども、必ず何らかのフィルターを通ってきているものであり、まったく方向性を持たない情報は無いという事である。
また、表現者の編集次第では、情報を意図的に改変・誇張して発信する(情報操作)事により受信者(聞き手、読者、視聴者、世論等)の考えを一定の方向に誘導する事も出来る。
一つ一つの情報は正しくても、それらが集合することによって異なった意味を持つことがある。
等、いくつかの側面がある為、情報を受け取る側である受信者は、発信された情報には程度の差こそあれ、何かしらの偏りがある事を理解する必要が生じる。一つの物事について様々な捉え方がある事、また自分なりの捉え方に基づき情報を発信出来るという事自体は、思想や表現の自由上、望ましい事である(ただしマスメディアは、発信する情報に私見を加える事を極力避け、偏った内容にならないように最大限、心がける必要がある)。しかし、一方に偏った情報をそのまま鵜呑みにしていたのでは、その物事に関する正しい知識を身に付ける事は難しくなる。また、今日の社会では情報への依存度が非常に大きい。それ故、場合によっては偏った、あるいは間違った情報をそのまま信じてしまった為に、様々な局面で何かしらの不利益を被ってしまう可能性も十分予想される。
その為、受信者の側に立つ人間には、発信された情報を受け取る際、「その情報は信頼できるかどうか」を判断する事はもちろんの事、
その情報にはどのような偏りがあるか
さらに一歩進めて、その情報を発信した側にはどのような意図・目的があるか
(つまり、なぜ、わざわざ、そのような情報を流したのか? なぜ、わざわざ、そのように編集したのか?を考えること。)
等を始め、各種の背景を読み取り、情報の取捨選択を行う能力が求められる。そしてこれが、先の「情報を評価・識別する能力」となる。
なお、先に「マスメディアは内容が出来るだけ偏らないようにする必要がある」と記述した。これは極めて多数の人間がマスメディアを利用しており、それだけ社会に及ぼす影響力が大きいからである(当然、公的機関にも同じ事が言える)。逆に言えば、マスメディアが虚偽報道をしたり、ある意図(例えば特定の人物、勢力を有利、あるいは不利な状況に導く等)に基づいた報道を行えば、その影響も大変強いものとなる事を意味する。その為、マスメディアには信頼性・中立性が求められる。マスメディアがしばしば「第四の権力」と呼ばれる理由も、ここにある。
しかし、現実にはメディアが発する情報がすべて正しい物とは限らず、何らかの事情や意図によって、嘘や誇張、間違った情報などが含まれていることがしばしば見られる(大掛かりな例を挙げると、かつて太平洋戦争中に度々行われていた、国民の士気維持等が目的の虚偽報道がある)。メディア利用者はそのことを常に理解する必要がある。
そのためにはメディア情報の話者、目的、内容、背景等を的確に読み取る必要がある。また、それらを理解すれば、その情報を正しく利用することが可能になる。現代では各種メディアが大きく発達したのに合わせ、以前よりも情報の必要性・重要性が増しており、同じく情報のもたらす影響も以前より遥かに大きくなっていると言える。また、情報をテレビのみに依存しがちになる事が増えている他、インターネットの普及により、未成年の段階から大量の情報に触れる機会も多くなっている。その為、早い段階からのリテラシー教育の必要性が指摘されている。
なお、メディア・リテラシーで取り扱われるメディアには、公的機関やマスメディア(新聞、テレビ、ラジオ等)を始め、映画、音楽、書籍や雑誌等の出版物、インターネット、広告等、様々なものがあり、口コミ(口頭やブログ等)や各種の芸術等も含まれる事がある。
(以上、ウィキペディアより引用)
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